大阪 占い師 祥扇先生の記事 タロット 4皇帝カードとキングカードの質について

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2020.2.13 タロット 4皇帝カードとキングカードの質について
祥扇先生
 

はい。

今日から、お仕事ブログ的なことも書いていきます。

 

 

今日は何日間かで【キング系のカード】についてしていきますね。

 

 

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タロットはキング系は5枚。

本当は5の教皇もキングなんですが、これは省いております。

 

2の女教皇と5の教皇、これは別で出した方が分かりやすいかなと思います。

 

 

では、まいります。

 

 

 

〇キング 本質

 

 

国の一国の主人の彼らは、自分から戦地に行ったり行動するのはほんの一部です。

 

一国の主人が居なくなったら、その国自体がいつ乗っ取られるか分かりませんからね。

それは自分の立場の代わりになる人はいないという自負もあります。

 

最終決断で決めるのはキングの役目です。

 

ただ、具体的にどうするとか云々の細かいところは示しません。

周りに雰囲気として醸し出し、そのように物事が動くように直接的でなく間接的に流れを遠回しに作り。

(だから時間がかかる)基本の方向性と最終決断だけです。

 

そして自尊心が強く自己のポリシーは変えることはまずありません。

 

タロットの人生課題という意味では【安定性基盤という意味での自分の居場所と在り様を自分の意志で積極的に作り終え・確信し、ゆるぎないぶれない自分を持つ】

 

それがまず、基本。

 

それに小アルカナだとそれぞれの属性がプラスされます。

 

 

私が思うに、【4 皇帝】は小アルカナカードの4枚のキングの質を統合したものだと感じています。

 

 

 

ワンド【火】は、熱い精神をもった見守り体質が強くエネルギッシュでありますが自分のためではなくて自分と関わった周りの人、自分の状況に対して叱咤激励的にモチベーションを上げたりしていきます。

必要だとあらばワンドですから原始的な方法、つまりコーチング的な直接対話か直接対話に近い一対一の関係でそれをもたらしていくという意味です。

 

 

カップ【水】は、情や感情(湿っぽさ要因です)を示します。滴り落ちるくらいの水っぽさですね。

情が深いし受け入れる受容力が広いし、分け隔てなく対等に優しく受け入れます。

自分の気持ちと周りの気持ちが楽しいとか嬉しいとか安心だとか・・そういう満たされた充足感を重要視します。

 

 

ソード【風】は論理的で社会通念や常識、思考の動きなどを重要視します。
論理的に物事をつきつめて考えて客観的に情を一切入れずに冷静に判断します。

不必要か必要かは吟味したうえで気持ちのいいくらいスパッと判断します。

どちらかというと近代的になるから、パソコンやメールやチャットでの必要最低限の関わりを好みそうです。

 

 

ペンタクルス【土】は、物質と成果、絆など目に見えて形にも残るものを重視します。
キングの要素のなかでもとくに一番動かない質です。慎重さがあり、またこだわりが強いし揺るがない。

みんなでワイワイ・・よりも自分の一人のゆったりとした時間を必要としそうです。

 

 

 

☆大アルカナの4 皇帝

 

 

基本【0愚者】と【10 運命】までは人間性を示します。

人間の成長程度でしょうかね。

 

 

このカードは単なる物質的豊かさのみでなくて、お人のためになにかをしてお人が求める限りの必要最低限をして差し上げる・お人を思っての行動という精神的に人間性ができたうえでの、そしてお人からそういう風にしていただいているうえでの他から注いでもらっている愛があっての人生全体のゆるぎない安定性・地盤ができるまでを示します。

 

どのタロットのものをみてもガッツリと玉座に座っている感じではないでしょうか。
まるで自分が率先して行動せずとも、周りにある程度ゆだねて必要最低限の時以外は動く必要性がないと言っているようにも。

 

 

ウェイト版なら、後ろに険しい崖など表記されてますが、これはどんなに難しいことがあっても乗り越えているから決して揺るがないという意味です。安定さを求めることもあります。

 

真正面をむいてますが、これは諸問題としっかり客観的に向き合えるという力の強さを示します。

 

心を許すのはごく限られた人です。

 

 

そしてこの立場に立つまでに数多くのことをのり超えてきたという内容を示してます。

その地位に立つまでに円満なことばかりではなくて、裏切りとか去っていく人たちがいたとか…物質的に恵まれているが故の諸問題があったりとか。

 

それでもポリシーというか核は揺るがないというところです。

 

 

つまり自分のポリシーに基本従うし、誰かに意見されて行動を変えるとか譲るとか云々は稀にしかない。

 

自分の大切な人(パートナーや子供にあたる人。つまり家族的存在)になにかおこったりしたら、命の危険性とかの本当の緊急性・・であれば。そしてその存在は自分にとって必要とあらば守りますが、必要としないだろう、まだいいだろうとか自立した大人という観点でみても必要性があるならという状態ですから…

 

基本…手は貸しません。そしてその逆で助けてもらうことも良しとしません。

 

なにか問題が自分の身に降りかかったとしても、静かな環境に身をおいてじっくり一人で考えます。

 

どちらかというと上から目線的な状態ですね。

 

対等な立場にある人はいらっしゃりません。

 

 

 

これが逆位置の場合

 

 

先ほどの内容が過多になるか減少するかのいずれかですが。

こだわりがつよくて誰の意見もききません。

 

そして他者よりも自分の存在のほうを大切にする・守る傾向があります。

 

我が強すぎるので、自分が一番大事であるという利己的要素が甚だしくでてきます。

 

自分と自分のプライドを守るために、周りや状況のせいにしますし自分を振り返り捉え直すということはありません。

 

ごく限られた人にしか気持ちを許しませんし頭を下げることもないでしょう。

 

弱さを鎧で隠すように、傷ついたりすると自分自身の心とハートを守るために威嚇してくるか、心の底の部分での罪悪感からお人を突き放すこともあります。

 

 

黙して語らずという立場をとるときもありますから、どうしたいかときいてもあまり語らないことが多く、返答しないか態度で表すか…愛想のない内容の返答を短くするということもあります。

 

相手に対して察して理解することを逆に強いることもありますね。

 

 

 

一件このように見えなくても…

たとえばうまくいかないことを周りや状況のせいにして押し付けてくるとか。

「…なはずじゃない」とか「…なわけが無い」とか自分の理屈を貫きますので話はより聞かなくなります。

 

あまりその状態で質問とか反論をしても余計に感情的になって従わせようとすることもあるでしょう。

 

 

モラハラ体質的こともあります。

 

 

自分が泣いたり苦しいとか辛いとかがあっても自分のプライドが大切なので公な場では頭は絶対に下げてきませんしごめんなさいと自分から許しを乞うのもないか

 

折れたり謝ってきても本当の意味で謝ってはいません。

謝ってきても心底自分に誤りの部分があるとは思わないから落とし込めないかで何度も繰り返すということもあるでしょう。

 

 

自分を占ってみたとき、そして占ってもらった時、この【4皇帝】が出てきたらすべてその場のカードの流れや周りのカードとを見たうえですが、カード一枚という意味での基本はその通りの意味ですから、思い出してくれると嬉しいです。(^^)/

 

 

とくに恋愛状況にこのカードが出ると、よく解説書に男性からのアプローチ・・とか

 

 

男性側の押しの一手が・・とか書いているものもありますが、それは長い目でみてみたときにその人にとって自分がとてつもなく必要な存在であり、自分が動かないとどうしても動かない・だめだろうと自覚してから、遠回しに環境を作ってから・・ですので、それまでは相手側がどのように出るかを見ることもあります。これがでても・・

 

『告白される可能性あるんじゃないかな!!ラッキー』と思って安易に告白待ちをするのはまだ早いことをお忘れなきよう、お願いします。