恋愛に我慢は必要?不要?恋愛中つい耐えてしまう我慢系女子へ

残念な女性 2024.03.08
  • 日常的に彼に暴言を吐かれている
  • 彼に貸したお金が返ってこない
  • 彼に浮気をされてしまった

こんなとき、あなたならどうしますか?「どうしてそんなことするの!」と怒るでしょうか。「別れる」ときっぱり言って、彼から離れるでしょうか。それとも、「自分さえ我慢して、彼を許してあげよう」と考えてしまいますか。

我慢するなんて考えられられない!という女性もいれば、ついつい我慢しちゃう、という女性もいるでしょう。恋愛において、こういった「我慢」は一体どこまで必要なのでしょうか。

今回は、恋愛中つい耐えてしまう我慢系女子必見の「恋愛に我慢は必要?不要?」というテーマについて考えていこうと思います。

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「自分が我慢する」ことで、逃げになってはいませんか?

  • 「自分だけが我慢すれば、相手に嫌われない」
  • 「相手も私のことを好きなんだし、たまには自分が我慢しなくちゃ」

と思い込んでしまうのが、我慢女子の悪い癖です。一見、「自分が相手のために我慢してあげている」という自己犠牲の美談のように思えますが、これは大きな勘違いなのです。という自己犠牲の精神が含まれています。

我慢系女子の最も大きな勘違いは、自分が我慢すれば、それが相手を許すことになると思っている点です。それは、「相手を信頼し、心から許すこと」ではなく「現実問題から逃げること」なのです。

表立って相手の心のうちを聞くことで、自分が傷つくことから逃げているだけ。自分で、楽な逃げ道を準備しているに過ぎないのです。

この認識は、受け入れるのにも勇気が必要です。根が優しい人であればあるほどに、「自分が我慢して」「自分が耐えて」と思いがちです。

最初はやさしさ・自己犠牲でも、それが長く続くと、自分が現実や相手から逃げているだけになってしまいます。そして、それが恒常化すると、自分ばかりがしんどい、辛いと思い込んでしまうのです。

我慢しつづけていると、相手に都合のいいように扱われる?!

上記のように、自分が我慢するということで自分こそが逃げている、というのは分かっていただけたと思いますが、「何でも我慢をしてしまう」という行為は、もう一つの大きな弊害を生みます。

それは、相手からも都合のいい存在として扱われるようになってしまうということです。

相手からすると、初めのうちこそ「我慢させて申し訳ない」と思っていたとしても、それが度重なっていくと「自分が何をしても彼女が我慢してくれるのだ」「浮気をしても許してくれるんじゃないか」「何を言っても許してくれるだろう」、と刷り込まれていきます。

我慢というのは、本来は美学のはず。ですが、それも過ぎれば自分を大切に扱えなくなってしまいます。相手と良好な関係になりたいのなら、まずは自分で、あなた自身のことを大事にしてあげてください。

恋愛において、絶対に我慢してはいけない彼の行動3つ

我慢には、「少しであればしてもいい我慢」と、「絶対にしてはいけない我慢」があります。

この章では、我慢してはいけない我慢について見ていきます。

恋愛で我慢してはいけないこと1 言葉・行動で暴力をふるう

日常的に振るわれる殴る蹴るの暴力も、言葉で彼女を傷つける暴力も、あなたに非はありません。

どこに誰と行くかを聞いて、生活をコントロールしてくるタイプも、暴力的な支配につながってしまいがちです。絶対に我慢してはいけません。

人は夢や未来への目標を持ってこそ、生きていけます。なのに、暴力で生活を支配する男性といると、あなたの未来を引きずり落とそうとしてきます。

我慢すればするほど、あなたは傷ついてしまいます。身体的にけががなくとも、精神は必ず弱ってしまうのです。早く関係を断ち切り、あなた自身を守ってください。

恋愛で我慢してはいけないこと2 嘘ばかりつかれる

「男だけの飲みだから」と言って実は女性との食事だったり、仕事だからと言って出かけていきながら、実は遊んでいたり……。そのほかにも、平気でうそをついて約束を破ったり、互いに同意したことをなかったことにされ、無視をされたり…。

こんなことが、日常でよく起こっていたら、危険信号です。ウソをつくのは、あなたにたいして、彼が全く誠実でない証拠です。

そんな相手と付き合っても、あなたはずっと猜疑心にとらわれ続けるでしょう。些細な嘘で会っても、それが積み重なって辛いようなら、最終的にはあなたが傷を負う前に、我慢せず嫌だと言うべきでしょう。

恋愛で我慢してはいけないこと3 後回しにされ、行動に責任をとれない

好きな人であるあなたと一緒にいるよりも、友達と会ってばかりで夜も全然帰ってこない、会おうと言っていたのに、忙しいと毎回後回しにされてしまうのは、辛いですよね。

自分のキャパシティが分からず、次から次へと予定を入れられてしまうのは、あなたのことを本当に大事に想っているとは言えません。逆に、本当にあなたのことを愛していても、自分の言ったこと・行動、した約束に対して責任を持てない人とは、恋愛をしてもうまくいかないはずです。

「自分がなんとか彼を変えよう」なんて思ってはいけません。あなたのことを大切にしてくれない人と一緒にいても、あなたにとっていいことはないのですから。責任を持って行動を起こしてくれるような人は、あなたの周りに必ずいますよ。

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恋愛には、我慢をすべき時もある!

恋愛で、我慢はできるだけしないほうがいいとはいえ、すべての発言・行動に我慢をしなくなると、わがまま放題になってしまい、お付き合いは成り立ちません。、我慢したほうがいいときはどんな時なのか、見ていこうと思います。

恋愛に我慢が必要なこと1 彼に「自分の時間」をあげよう

彼のことが大好きであればあるほど、できるだけ一緒にいようと思ってしまいますよね。それは本来、いいことなのです。大好きな人と一緒にいたいと思う気持ちは、いい感情なのですから。

ですが、それを彼に強要してはいけません。上で書いたとおり、あなたにも「一人の時間」が大事であるように、彼にも「一人の時間」が大事なのです。

だからこそ、彼が「一人の時間が欲しい」と言ったときは、少しだけ我慢して、相手をがんじがらめにせず、自由にしてあげましょう。

一人になりたいと言われたら、不安になってしまう気持ちもよくわかります。ですが、よほどのことがない限りは、あなたのことを嫌いになったわけではありません。あなたが彼のことを考え、配慮してあげることで、より愛情も深まるはずです。

恋愛に我慢が必要なこと2 彼の趣味を否定しない

あなたにも楽しみなことや、趣味があると思います。同じように、例えばゲームをしていたり、釣りをしたり、プラモデルを作ったり。彼にも好きなこと、趣味があります。それに熱中しているとき、絶対否定しないようにしましょう。

そんな趣味を否定し、物を捨ててしまう奥さんが一時機炎上しましたが、それは彼の趣味を理解せず、我慢できなかったため。

放っておかれているようで寂しいのであれば、一緒に楽しめるように彼に「私も興味ある!」「教えて!」などと言ってみましょう。彼も喜んで教えてくれるはずですよ。

注意しなくてはならないのは、趣味に熱中しすぎてお金を使い込んでいたり、まったくあなたにかまってくれなかったりと、節度を持たないで趣味に熱中している場合。その相手とは結婚生活はうまくいかないかもしれませんし、過度に我慢する必要はありません。

恋愛に我慢が必要なこと3 愚痴の吐きすぎはNG

我慢しすぎるのは体に毒とはいえ、彼に対して毎日のように愚痴をこぼしているのも、実はあまりよくありません。

人は、否定的なことを言い続ける人に対して好意を持てなくなっていきます。それだけではなく、もしかして、ほかのやつの前でも自分の悪口を言っているのではとあらぬ猜疑心を与えてしまうのです。

もちろん、「聞いてよ!」と彼に相談するあなたがいても問題ありません。彼も、相談されるのはうれしいはずだからです。ですが、いつ会っても負の感情に包まれているあなたのことを、彼は魅力的に思えないはずです。

大切なのは、言葉の選び方を、相手のことを考えて行うこと。話を聞いてくれたら、笑顔でありがとうと言ってみてください。きっと、怒った顔より、笑顔のあなたのほうが魅力的なはずですから。

「恋愛に我慢も必要」はほどほどに

恋愛における「我慢」について、「絶対に我慢してはいけない彼の行動3つ」や「我慢をすべき時・我慢が必要なこと3つ」など、詳しくご説明してきましたが、いかがでしたか。

「恋愛には我慢も必要」と言いますよね。同じ人間ではないのですから、必ずどこかで「我慢」は必要になってきます。

しかし、恋愛において我慢はほどほどにしなければ、「別れ」という最悪の事態を招きかねません。

我慢の連続の恋愛はふたりの関係が悪くなる

カップルの片方、もしくは両方が我慢の連続を強いられる恋愛は、短命に終わります。

我慢の連続の恋愛は絶対に長続きしません。

どちらかに我慢の限界が来てしまい、時限爆弾のように積もり積もったストレスが爆発してしまいます。

ここまで至ってしまうと、関係の修復はなかなか難しく、「別れ」を選択するカップルがほどんどです。ストレスが爆発してしまう前に、ふたりの関係の在り方を見直すようにしてくださいね。

「安心」がなくなった時点で我慢はやめるべき

「恋愛において、絶対に我慢してはいけない彼の行動3つ」の項目では、「我慢には、「少しであればしてもいい我慢」と、「絶対にしてはいけない我慢」があります。」とお伝えしましたよね。

「少しであればしてもいい我慢」の基準は人それぞれですが、万人に共通する基準がひとつあります。

それは、「彼とのお付き合いが自分の安心に繋がっているかどうか」です。

彼と過ごしていく中で、心がほっと落ち着く時間・自然体でいられる時間が交際当初よりも減ってきたと感じるなら、それは「我慢のしすぎ」かもしれません。

ここで我慢をやめなければ、

  • 彼との別れに繋がる
  • なかなか彼と結婚できない

という事態に繋がりかねません。

「安心」がある恋愛こそ「結婚」に繋がる恋愛

恋愛の賞味期限は3年とよく言いますが、それは恋愛の「ドキドキ」に関係する脳内ホルモンであるドーパミンやPEAが放出される期間が、半年から4年だからです。

その先では、恋愛の「幸せ・癒し・信頼」に関係する脳内ホルモンのセロトニンやオキシトシンが入れ替わるように分泌され始めます。

人間の性質上、「恋愛=安心」に繋がっていることは正常です。

逆に言えば、半年以上付き合っていて「安心」のない関係は、「結婚」に繋がりにくい関係なのです。

不必要な我慢をやめることで、セロトニンやオキシトシンによる持続的な愛情を手に入れられるかもしれません。

「癒し・信頼・愛着」といった持続的な愛情こそ、「結婚」に繋がるとても大切な感情なのです。

「自分さえ我慢すればいい」は恋を破滅させる!

このように、「自分だけが」「私だけが」という気持ちは、あなたの大切な人との恋を破滅させてしまいます。

いいお付き合いをするために大事なのは、「相手を思いやる気持ち」なのです。

我慢してしまう女性は、無意識下で傷つくことを恐れて、相手と別れることにも躊躇してしまいがちです。

ですが、我慢をしてまであなたがお付き合いをすることで、「思いやる気持ち」は生まれるでしょうか。生まれませんよね。

「相手のことが好きで、大事だ」という気持ちを忘れず、我慢のし過ぎも、しなさすぎも避けて、素敵なお付き合いをしてください。

相手のことを考えられれば、きっとあなたの大切な人と、ずっと一緒にいることが出来るはずです。

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