大阪 占い師 恵司 宙宝先生の記事 開運・七十二侯 大暑初候「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」

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2019.7.26 開運・七十二侯 大暑初候「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」



土用の丑の日


 

こんにちは! 恵司 宙宝(けいじ そら)です。

 

みなさま、いかがお過ごしですか。

いよいよこの土曜日は、土用の丑の日ですね。

「う」のつく食べもので滋養を摂り、夏の暑さに負けない身体をつくりましょう!

 

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「う」のつく食べ物といえば、メジャーなのは「鰻(うなぎ)」ですね。他にも、「瓜(うり)」「胡瓜(きゅうり)」「西瓜(すいか)」「南瓜(かぼちゃ)」「冬瓜(とうがん)」などの瓜類全般や、「饂飩(うどん)」など(写真は、イメージです)。

 

瓜類に含まれるカリウムは体内の熱を冷ましますし、水分も多く含みますので、よく汗をかく今の時期の水分バランスも保ってくれます。冷やしうどんやざるうどんなどはのどごしがよいので、食退しやすい今の時期にも比較的食べやすく、手軽に食べられるエネルギー源。

 

そして、もっともメジャーな「鰻(うなぎ)」は、抗酸化作用のビタミンA、疲労回復効果のビタミンB、脳の働きをよくするDHA、血流をよくするEPA、もちろんカルシウムもと非常に栄養価が高く、夏の暑さにも負けない強い身体づくりにピッタリ!

 

「う」のつく食べ物といえば、鰻とは食べ合わせがよくないと言い伝えられてきた、「梅干し(うめぼし)」も現代ではおススメの食べ物。抗酸化作用、血液サラサラ効果、疲労回復効果、食中毒予防などなど、梅干しの効能は挙げればきりがありません。

 

冷蔵庫など今のような保冷技術のなかった昔においては、鰻の保存は非常に難しく、酸味のある梅干しと食べ合わせれば、もし鰻が傷んでいても(酸味が出る)、酸味が感じられなくなることから、食中毒を防ぐためにこのように言い伝えられてきたそうです。

 

土用の丑の日といえば、「鰻(うなぎ)」を定着させた立役者は、エレキテルの発明で有名な平賀源内(ひらがげんない)だとか。時は江戸。食の進まない夏の暑い時期に、脂っこい鰻が売れず困っていた鰻売りが、平賀源内に相談したところ、「本日土用の丑の日」と書いた貼り紙を店頭に。それを見て、物珍しさに惹かれた人々によく売れたことから、土用の丑の日に鰻を食べる風習が広まったそう。

 

ちなみに、土用の期間は年に4回あり、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前の18日間です。各土用の期間中に丑の日は1~2回(十二支は12日に1度なので、18日間のうちに1巡し、2度巡ることも)。

 

厳密にいえば、来る7月27日の土用の丑の日は、「立秋」前の「土用(18日間)」うちの「丑の日」ということになります。




大暑初候「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」


 

06b_大暑

旧暦六月気-大暑-桐始結花、土潤溽暑、大雨時行

 

7月23日(火)11時50分より、暦は大暑(二十四節気)へと移ろいました。

また、時を同じくして、七十二侯は、桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)に。

 

「暑気 いたり つまりたる ゆえん なれば 也

(しょき いたり つまりたる ゆえん なれば なり)」で、大暑(たいしょ)。

 

「桐の 実が 生り 始める

(きりの みが なり はじめる)」で、桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)。

 

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暦のうえでは夏の最盛期、仲夏の五月ごろに咲きほこった桐の花が、晩夏も結びとなった大暑の今、秋を目前に実を結ぶことを表しています(写真は、イメージです)。

 

結ぶ実はおよそ3cmほどの卵型。秋には熟して実が割れ、羽根を持った種子が飛散します。割れた種子の奥に写り込む丸いものは、来シーズンに咲く花の芽です。冬には葉も落ち、この芽だけが木に残ります(写真は、イメージです)。

 

古代中国では、天子出現のよい兆しとして鳳凰が棲むようになる木とされた神聖な桐の木は、かつては嫁入り道具の材料としても愛用されていました。娘が生まれると庭に切りを植え、娘とともに成長した桐の木から箪笥をつくり、嫁入り道具として誂える風習がありました。一昔前まで、嫁入り道具といえば桐箪笥とされていたのはこれがゆえんです。

 

そんな神聖な桐ですから、紋章としても、「菊の御紋」に次ぐ高貴なものとして位置づけられています。「桐花紋/桐紋(とうかもん/きりもん)」は、現在では日本政府の紋章で、かつては古来より皇室の紋章や(現在は菊の御紋のみ)、豊臣家など戦国大名の多くが家紋に取り入れる紋章でした。十大家紋(じゅうだいかもん)(※)のひとつ。右上の写真は日本国政府旗で、五七の桐(写真は、Wikipediaより)。

 

なお、鳳凰が棲むとされていた桐は、アオイ目アオイ科アオギリ属の青桐/梧桐(あおぎり/ごとう)。紋章として図案化された桐は、シソ目シソ科シソ属の白桐/泡桐(しらぎり/ほうとう)。植物学的には両社は別物でしたが、古代中国では混同されていたたため、渡来後も混同されたままに、青桐の神聖に肖り、白桐から桐の紋章の図案が起こされました。

 

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※十大家紋(じゅうだいかもん)は、(画像・左上より)沢瀉紋(おもだかもん)、柏紋(かしわもん)、片喰紋(かたばみもん)、桐紋(きりもん)、鷹の羽紋(たかのはもん)、(画像・左下より)橘紋(たちばなもん)、蔦紋(つたもん)、藤紋(ふじもん)、茗荷紋(みょうがもん)、木瓜紋(もっこうもん)(画像は、Wikipediaより)。




次回の鑑定は、7月29日(月) 梅田店 12:00~21:50です。

筮竹をさばいて、ひとりひとりにピッタリの「天命(天の意志)」をお届けいたします!

是非、メッセージを受け取りにいらしてください。

 

最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

 

2019年7月25日(木)

恵司 宙宝(けいじ そら)




陰陽のバイオリズム

 放出:夏至2019年6月22日(土)0時53分 ~ 冬至2019年12月22日(日)13時19分

放出:満月2019年7月17日(水)~ 新月2019年8月1日(木)




2019年7月25日(木)の暦

7月24日(水)8時00分より、夏の土用に入っています(立秋までのおよそ18日間)。

夏の土用の丑の日は、7月27日(土)です。

夏の土用の明けの節分は、8月7日(水)です。

 

干支「癸亥(みずのとい/きがい)」 【神吉日】【重日】【八専(結び)】

六十番目の干支。陰の水の比和(ひわ)。「陰干の水(癸=水の弟=みずのと)」と「陰支の水(亥=い/がい)」で、水の性質が長じる関係(弱い関係)。水は流れる働き。八専の結びで、良きはますます吉、悪しきはますます凶。

 

九星「四緑木星(しろくもくせい)」

木の動きは、伸びる働き。八宮は巽宮。小成卦「巽(風)」の象意は、従う、伏入、迷う、安定性に欠けるなど。主体性には欠けるが、交際に恵まれ引立てを受けやすい星で、立派な人に従えば運が開ける。

ラッキーカラーは、青(緑の葉が青々と生い茂るような、鮮やかな緑)。昔は緑と青(碧)を区別する概念がなく、どちらも青と称した。

 

六曜「仏滅(ぶつめつ)」

「仏も滅するような大凶日」の意で、仏滅日(ぶつめつにち)の略。陰陽道で何事にも忌むべき日。

 

十二直「定(さだん)」

良し悪しが定まるの意。建築、移転、結婚、開店、開業、祝い事などに吉。

樹木の植え替えは凶。

 

二十八宿「井宿(せいしゅく)」「井星(ちちりぼし)」

南方に鎮座する朱雀の一部を担う星(五行は火で明らかにする働き)。

双子座μ星(ふたござミューせい)を距星(角宿の西端に位置する比較的明るい星)にもつ。

万吉。神事祭祀、種蒔き、動土、普請建築、落成式などに、吉。

衣類裁断、衣類仕立てなどは、凶(とくに衣類裁断は、後に離婚をまねく)。

 

歴中下段「重日(じゅうび/にち)」

良きはますます吉、悪しきはますます凶となる日。

婚礼や葬儀も繰り返すことから、凶。

十二支を日に配した、六番目の「巳の日」と十二番目の「亥の日」がこれにあたる。

六十干支を日に配した日干支のうち、10干支(06己巳(つちのとみ/きし)、12乙亥(きのとい/いつがい)、18辛巳(かのとみ/しんし)、24丁亥(ひのとい/ていがい)、30癸巳(みずのとみ/きし)、36己亥(つちのとい/きがい)、42乙巳(きのとみ/いっし)、48辛亥(かのとい/しんがい)、54丁巳(ひのとみ/ていし)、60癸亥(みずのとい/きがい))。

 

歴中下段「神吉日(かみよしび/にち)」 【七箇の善日】

神仏祭祀、祭礼、先祖を祀るなど、神事に吉。

六十干支を日に配した日干支のうち、33干支(02乙丑(きのとうし/いっちゅう)、04丁卯(ひのとう/てんぼう)、06己巳(つちのとみ/きし)、07庚午(かのえうま/こうご)、09壬申(みずのえさる/じんしん)、10癸酉(みずのととり/きゆう)、14丁丑(ひのとうし/ていちゅう)、16己卯(つちのとう/きぼう)、19壬午(みずのえうま/じんご)、21甲申(きのえさる/こうしん)、22乙酉(きのととり/いつゆう)、25戊子(つちのえね/ぼし)、28辛卯(かのとう/しんぼう)、31甲午(きのえうま/こうご)、33丙申(ひのえさる/へいしん)、34丁酉(ひのととり/ていゆう)、36己亥(つちのとい/きがい)、37庚子(かのえね/こうし)、38辛丑(かのとうし/しんちゅう)、40癸卯(みずのとう/きぼう)、42乙巳(きのとみ/いっし)、43丙午(ひのえうま/へいご)、44丁未(ひのとひつじ/ていび)、45戊申(つちのえさる/ぼしん)、46己酉(つちのととり/きゆう)、48辛亥(かのとい/しんがい)、49壬子(みずのえね/じんし)、52乙卯(きのとう/いつぼう)、55戊午(つちのえうま/ぼご)、56己未(つちのとひつじ/きび)、57庚申(かのえさる/こうしん)、58辛酉(かのととり/しんゆう)、60癸亥(みずのとい/きがい))。

 

撰日「八専(はっせん)」

良きはますます吉、悪しきはますます凶。

六十干支を日に配した日干支のうち、49番目の壬子(みずのえね/じんし)~60番目の癸亥(みずのとい/きがい)までの結びの12日間のうちの、十干と十二支が比和(ひわ/十干と十二支の五行が重なる日)となる8日(49壬子(みずのえね/じんし)、-、51乙寅(きのえとら/こういん)、52乙卯(きのとう/いつぼう)、-、54丁巳(ひのとみ/ていし)、-、56己未(つちのとひつじ/きび)、57庚申(かのえさる/こうしん)、58辛酉(かのととり/しんゆう)、-、60癸亥(みずのとい/きがい))。

残りの4日には、相生(そうせい)、相剋(そうこく)ともに2日ずつあり、「八専の間日(はっせんのまび)」とは、これらの4日のこと(50癸丑(みずのとうし/きちゅう)、53丙辰(ひのえたつ/へいしん)、55戊午(つちのえうま/ぼご)、59壬戌(みずのえいぬ/じんじゅつ))。

「八専の間日(はっせんのまび)」は、この12日間のうちの八専以外の残りの4日(50癸丑(みずのとうし/きちゅう)、53丙辰(ひのえたつ/へいしん)、55戊午(つちのえうま/ぼご)、59壬戌(みずのえいぬ/じんじゅつ))。相生(そうせい)、相剋(そうこく)ともに2日ずつ。

 

撰日・雑節「土用/土旺用事(どよう/どおうようじ)」

陰陽道で土をつかさどる神、土公神(どくしん/どこうしん)の支配が及ぶ期間で(春は竈(かまど)、夏は門、秋は井戸、冬は庭にいる)、鎮座する神を動かすことになることから、土用の期間中の、井戸掘り、土動などは、禍を招く(土用の間日(どようのまび)は、文殊菩薩(もんじゅぼさつ)に天上から招かれて、土公神(どくしん/どこうしん)が地上を離れるため、これらの障りがない)。

土用(土気)は、春(木気)、夏(火気)、秋(金気)、冬(水気)の気の変わり目。四立(立春、立夏、立秋、立冬)それぞれまでのおよそ18日間(間日は、立夏までの春の土用は「巳/午/酉の日」、立秋までの夏の土用は「卯/辰/申の日」、立冬までの秋の土用は「未/酉/亥の日」、立春までの冬の土用は「寅/卯/巳の日」)。

春(木気)は、立春(冬と春に季節を分ける節分の翌日)~春の土用(土気/立夏までのおよそ18日間/最終日の土用の明けが、春と夏に季節を分ける節分)まで。夏(火気)は、立夏(春と夏に季節を分ける節分の翌日)~夏の土用(土気/立秋までのおよそ18日間/最終日の土用の明けが、夏と秋に季節を分ける節分)。秋(金気)は、立秋(夏と秋に季節を分ける節分の翌日)~秋の土用(土気/立冬までのおよそ18日間/最終日の土用の明けが、秋と冬に季節を分ける節分)。冬(水気)は、立冬(秋と冬に季節を分ける節分の翌日)~冬の土用(土気/立春までのおよそ18日間/最終日の土用の明けが、冬と春に季節を分ける節分)。




2019年7月26日(金)の暦


7月24日(水)8時00分より、夏の土用に入っています(立秋までのおよそ18日間)。

夏の土用の丑の日は、7月27日(土)です。

夏の土用の明けの節分は、8月7日(水)です。

 

干支「甲子(きのえね/こうし)」 【天恩日】【月徳日(旧暦 二/六/十月)】【帰忌日】【甲子】

一番目の干支。水生木(すいしょうもく)の相生(そうせい)。「陽干の木(甲=木の兄=きのえ/こう)」が「陽支の水(子=ね/し)」により生じられる関係(◎強い陽の関係)。水は流れる働き、木は伸びる働きをそれぞれ持つが、水が流れて木の根から養分を与え、木が伸びる。

余談ですが、阪神タイガースの本拠地としても高校野球でも有名な「甲子園球場(こうしえんきゅうじょう)」の名前の由来は、年干支が甲子(きのえね/こうし)にあたる大正13年(1924年)に開場したから。

 

九星「三碧木星(さんぺきもくせい)」

木の動きは、伸びる働き。八宮は震宮。小成卦「震(雷)」の象意は、勢いよく動く、進むなど。積極的に行動することで運が開ける。

ラッキーカラーは、青(朝日が東から登ってくるような、朝の碧(あお))。

 

六曜「大安(たいあん、だいあん)」 【大吉】

「大いに安し」の意で、大安日(たいあんにち、だいあんにち)の略。陰陽道で何事にも最良の大吉日。結婚式などの祝い事にとくに選ばれる。

 

十二直「執(とる)」

執行の意で、万事活動育成を促す日。祝い事などに吉。

財産整理などには凶。

 

二十八宿「鬼宿(きしゅく)」「魂緒の星(たまおのぼし)」 【最大吉】【鬼宿日】

南方に鎮座する朱雀の一部を担う星(五行は火で明らかにする働き)。

蟹座θ星(かにざシグマせい)を距星(角宿の西端に位置する比較的明るい星)にもつ。

万大吉。祝い事などに、吉。

但し、婚礼などは、凶。

 

歴中下段「鬼宿日(きしゅくび/にち)」 【七箇の善日】

二十八宿(にじゅうはっしゅく)のうちの最大吉日。万大吉。祝い事などに、吉。

但し、婚礼などは、凶。

 

歴中下段「天恩日(てんおんび/にち)」 【七箇の善日】

吉事には良く、凶事には障りあり。

六十干支を日に配した日干支のうち、15干支(01甲子(きのえね/こうし)、02乙丑(きのとうし/いっちゅう)、03丙寅(ひのえとら/へいいん)、04丁卯(ひのとう/ていぼう)、05戊辰(つちのえたつ/ぼしん)、16己卯(つちのとう/きぼう)、17庚辰(かのえたつ/こうしん)、18辛巳(かのとみ/しんし)、19壬午(みずのえうま/じんご)、20癸未(みずのとひつじ/きび)、46己酉(つちのととり/きゆう)、47庚戌(かのえいぬ/こうじゅつ)、48辛亥(かのとい/しんがい)、49壬子(みずのえね/じんし)、50癸丑(みずのとうし/きちゅう))。

 

歴中下段「月徳日(つきとくび/にち)」 【七箇の善日】

造作、土動などに、吉の日。

旧暦節月と十干を日に配し、一/五/九月は三番目の「丙の日」、二/六/十月は一番目の「甲の日」、三/七/十一月は九番目の「壬の日」、四月/八月/十二月は、七番目の「庚の日」がこれにあたる。

六十干支を日に配した日干支のうち、一/五/九月は6干支(03丙寅(ひのえとら/へいいん)、13丙子(ひのえね/へいし)、23丙戌(ひのえいぬ/へいじゅつ)、33丙申(ひのえさる/へいしん)、43丙午(ひのえうま/へいご)、53丙辰(ひのえたつ/へいしん))。

六十干支を日に配した日干支のうち、二/六/十月は6干支(01甲子(きのえね/こうし)、11甲戌(きのえいぬ/こうじゅつ)、21甲申(きのえさる/こうしん)、31甲午(きのえうま/こうご)、41甲辰(きのえたつ/こうしん)、51甲寅(きのえとら/こういん))。

六十干支を日に配した日干支のうち、三/七/十一月は6干支(09壬申(みずのえさる/じんしん)、19壬午(みずのえうま/じんご)、29壬辰(みずのえたつ/じんしん)、39壬寅(みずのえとら/じんいん)、49壬子(みずのえね/じんし)、59壬戌(みずのえいぬ/じんじゅつ))。

六十干支を日に配した日干支のうち、四/八/十二月は6干支(07庚午(かのえうま/こうご)、17庚辰(かのえたつ/こうしん)、27庚寅(かのえとら/こういん)、37庚子(かのえね/こうし)、47庚戌(かのえいぬ/こうじゅつ)、57庚申(かのえさる/こうしん))。

 

歴中下段「帰忌日(きこび/にち、きいみび/にち)」

元服(成人式)、金銭貸し出しなどは、凶。

旧暦節月と十二支を日に配し、一/四/七/十月は二番目の「丑の日」、二/五/八/十一月は三番目の「寅の日」、三/六/九/十二月は一番目の「子の日」がこれにあたる。

六十干支を日に配した日干支のうち、一/四/七/十月は5干支(02乙丑(きのとうし/いっちゅう)、14丁丑(ひのとうし/ていちゅう)、26己丑(つちのとうし/きちゅう)、38辛丑(かのとうし/しんちゅう)、50癸丑(みずのとうし/きちゅう))。

六十干支を日に配した日干支のうち、二/五/八/十一月は5干支(03丙寅(ひのえとら/へいいん)、15戊寅(つちのえとら/ぼいん)、27庚寅(かのえとら/こういん)、39壬寅(みずのえとら/じんいん)、51甲寅(きのえとら/こういん))。

六十干支を日に配した日干支のうち、三/六/九/十二月は5干支(01甲子(きのえね/こうし)、13丙子(ひのえね/へいし)、25戊子(つちのえね/ぼし)、37庚子(かのえね/こうし)、49壬子(みずのえね/じんし))。

 

撰日「甲子(かっし/かし/こうし/きのえね)」

たいへん、めでたい。

六十干支の入り(一番目の干支)に配するお日柄であることと、五行では相生の関係にあること(水生木(すいしょうもく)の相生(そうせい)。「陽干の木(甲=木の兄=きのえ/こう)」が「陽支の水(子=ね/し)」により生じられる関係(◎強い陽の関係)。水は流れる働き、木は伸びる働きをそれぞれ持つが、水が流れて木の根から養分を与え、木が伸びる)。

 

撰日・雑節「土用/土旺用事(どよう/どおうようじ)」

陰陽道で土をつかさどる神、土公神(どくしん/どこうしん)の支配が及ぶ期間で(春は竈(かまど)、夏は門、秋は井戸、冬は庭にいる)、鎮座する神を動かすことになることから、土用の期間中の、井戸掘り、土動などは、禍を招く(土用の間日(どようのまび)は、文殊菩薩(もんじゅぼさつ)に天上から招かれて、土公神(どくしん/どこうしん)が地上を離れるため、これらの障りがない)。

土用(土気)は、春(木気)、夏(火気)、秋(金気)、冬(水気)の気の変わり目。四立(立春、立夏、立秋、立冬)それぞれまでのおよそ18日間(間日は、立夏までの春の土用は「巳/午/酉の日」、立秋までの夏の土用は「卯/辰/申の日」、立冬までの秋の土用は「未/酉/亥の日」、立春までの冬の土用は「寅/卯/巳の日」)。

春(木気)は、立春(冬と春に季節を分ける節分の翌日)~春の土用(土気/立夏までのおよそ18日間/最終日の土用の明けが、春と夏に季節を分ける節分)まで。夏(火気)は、立夏(春と夏に季節を分ける節分の翌日)~夏の土用(土気/立秋までのおよそ18日間/最終日の土用の明けが、夏と秋に季節を分ける節分)。秋(金気)は、立秋(夏と秋に季節を分ける節分の翌日)~秋の土用(土気/立冬までのおよそ18日間/最終日の土用の明けが、秋と冬に季節を分ける節分)。冬(水気)は、立冬(秋と冬に季節を分ける節分の翌日)~冬の土用(土気/立春までのおよそ18日間/最終日の土用の明けが、冬と春に季節を分ける節分)。