大阪 占い師 恵司 宙宝先生の記事 開運・七十二侯「蓮始開(はすはじめてひらく)」~「鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)」

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占い師の開運ブログ
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2019.7.22 開運・七十二侯「蓮始開(はすはじめてひらく)」~「鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)」



 

 

ひさしぶりに…


 

ごぶさたしております。恵司 宙宝(けいじ そら)です。

 

小暑も末候へと移ろい、いよいよ夏本番。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

 

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本日は、ひさしぶりのブログとなりました。小暑・次候「蓮始開(はすはじめてひらく)」から、小暑・末候「鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)」まで、まとめて紹介させていただきます(写真は、イメージです)。天則に素直な日々を紡ぎ、運気を開いて行きましょう!

 




 

蓮始開(はすはじめてひらく)


 

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旧暦六月節-小暑-温風至、蓮始開、鷹乃学習

 

「蓮の花が開き始める

(はすの はなが ひらき はじめる)」で蓮始開(はすはじめてひらく)。

 

蓮は泥より出でて泥に染まらず(はすは でいより いでて でいに そまらず) ― 泥のなか(不浄、現世)から咲くも、泥にまみれず(清浄)美しい花を咲かせる蓮は、仏の知恵や慈悲をあらわすものとされています。

 

生まれてすぐのお釈迦さまが数歩歩き、「天上天下唯我独尊(てんじょう てんげ ゆいが どくそん)」と言葉にされると、お釈迦さまの足あとが蓮の花にかわったという逸話も。

 

お釈迦さまが生まれたときに口を出た言葉ですから、一般には、この世で自分ほど偉いものはいないと解釈されていますが、本当は、「(お釈迦さまにも私たちにも)生きとし生けるもの全てに、一人一人、使命が与えられている」を表す言葉だそうです。

 

易経では、「天命(天の意志)」を天に問い、「使命(己の意志)」を天命にシンクロさせることで気運が高まり(時や人、周囲の環境が味方をしてくれるようになる)、運気(運勢)が上がると考えます。

 

蓮の花言葉は、「清らかな心」「神聖」。

 

お釈迦さまのような真っ白な心で、「天命(天の意志)」に耳を傾け、あなたにピッタリの人生を開いていきましょうね!

 

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深夜二時ごろに蕾が開いて明け方に一番美しく咲くと(丑の刻~寅の刻、艮・山(丑寅))、お昼ごろには花弁を閉じ(午の刻、離・火(午))、これを3日繰り返して4日目には散ってしまうという蓮(写真は、イメージです)。

 

八卦納甲図

蓮の花の移ろいを、八卦納甲図に照らし合わせて考えてみましょう。

 

花弁が開く深夜二時ごろから明け方(丑の刻~寅の刻)を納める、「艮・山(丑寅)」と、花弁を閉じるころ(午の刻)を納める、「離・火(午)」にご注目! 方角で示すと、北東が丑寅、南が午(八卦納甲図は北と南が360°回転、もれなく東西も)。

 

「艮・山(丑寅)」から「離・火(午)」にかけては、中央にある太極図と照らし合わせると、陰の極みから陽の極みへの移ろいとジャストフィット!

 

つまり、清浄の花、天上の花、お釈迦さまの花とされる蓮は、天の運航とシンクロしているということがわかります。

 

2019年7月9日に投稿の、「温風至(あつかぜいたる)」でもお伝えさせていただきましたが、陰から陽(冬至から夏至、新月から満月)にかけては「吸収」、陽から陰(夏至から冬至、満月から新月)にかけては「放出」でしたね。

 

つまり、蓮の花は、陰から陽(丑の刻~午の刻)にかけて開花し、午の刻を過ぎる花弁を閉じ、陽から陰(未の刻~子の刻)にかけてはじっとしているのです。

 

夏至(陽の極み)からは、身体はしっかり休めること、これまでに積み重ねてきた努力は世のため人のために用いることが開運の鍵だとお伝えしておりますが、蓮の花の移ろいにならい、開運をゲットいたしましょう!




 

 

鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)


 

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旧暦六月節-小暑-温風至、蓮始開、鷹乃学習

 

「鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える

(たかの ようちょうが とぶことを おぼえる)」で鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)

 

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鷹は、自分より大きい獲物にも果敢に挑む鳥。鋭い爪と鉤形(かぎがた)の嘴(くちばし)が特徴的な狩りの達人(写真は、イメージです)。

 

今年は梅雨がまだ明けていませんが、暦のうえでは、ひとつ前の「蓮始開(はすはじめてひらく)」が梅雨の明けるころとされています。

 

梅雨が明けた後に広がる夏の大空を舞台に、鷹の幼鳥は巣立ちへと向かいます。5月から6月ごろに卵から孵った幼鳥が、巣立ちのために、空を飛んだり獲物を捕らえる練習をし始める時期です。

 

それで、技を習う(学習)というわけです。

 

夏至から冬至の今は放出のタイミングで、吸収のタイミングではありませんが、冬至を過ぎてからのステップアップを加速させるためにも、何か新しい取り組みを始めてみるとよいかもしれません。

 

幼鳥が飛び方を覚えるように、小さな一歩を踏み出して、後にやって来る吸収のタイミングで本領を発揮できるように備えておきましょう。




 

 

次回の鑑定は、7月29日(月) 梅田店 12:00~21:50です。

筮竹をさばいて、ひとりひとりにピッタリの「天命(天の意志)」をお届けいたします!

是非、メッセージを受け取りにいらしてください。

 

最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

 

2019年7月19日(金)

恵司 宙宝(けいじ そら)




 

 

陰陽のバイオリズム


 

放出:夏至2019年6月22日(土)0時53分 ~ 冬至2019年12月22日(日)13時19分

放出:満月2019年7月17日(水)~ 新月2019年8月1日(木)




 

 

2019年7月19日(金)の暦


 

干支「丁巳(ひのとみ)」

陰の火の比和(ひわ)。「陰の火(丁=火の弟)」が「陰の火(巳)」で、火の性質が強まる関係。火は明らかにする働き。

 

九星「一白水星(いっぱくすいせい)」

気の働きは、流れる働き。八宮は坎宮。小成卦「坎(水)」の象意は、悩み、苦しみ、険しい、陥る、苦労が多いなど。強い信念で耐えられるか、心のなかの誠が試されるとき。もうダメと思っても、信ずるものを変えず、懸命に貫けば必ずや思いは実る。強い信念で、自分から進んで通じさせるとき。

ラッキーカラーは、黒と白(五行からは黒、九星からは産着のような白)。

 

六曜「仏滅(ぶつめつ)」

「仏も滅するような大凶日」の意で、仏滅日(ぶつめつにち)の略。陰陽道で何事にも忌むべき日。

 

十二直「開(ひらく)」

険を開き通じるの意。建築、結婚、開業などに吉。

葬儀、その他の不浄事は凶。

 

二十八宿「婁宿(ろうしゅく)」「婁星(たたらぼし)」 【大吉】

西方に鎮座する白虎の一部を担う星(五行は金で熟す働き)。

牡羊座β星(おひつじざベータせい)を距星(角宿の西端に位置する比較的明るい星)にもつ。

縁談、婚礼、衣類仕立て、契約、取引始め、動土、造園、造作などには吉。

 




 

 

2019年7月20日(土)の暦


 

8時00分より、夏の土用に入ります(立秋までの18日間)。

夏の土用の丑の日は、7月27日(土)です。

 

干支「戊午(つちのえうま)」

火生土(かしょうど)の相生(そうせい)。「陽の火(午)」が「陽の土(戊=土の兄)」を生じる関係(陽の関係)。火は明らかにする働き、土は育む働き。

 

九星「九紫火星(きゅうしかせい)」

気の働きは、明らかにする働き。八宮は離宮。小成卦「離(火)」の象意は、明るい、明らかになる、(正しいものに)付く、情熱を燃やすなど。火は燃えすぎると災いとなるので、おとなしく従順さを養うとき。正しいものに付き従えば、何事もうまく運び、吉。

ラッキーカラーは、赤と紫(炎の中に見え隠れする冷たさの見えるような火の色)。

 

六曜「大安(たいあん、だいあん)」 【大吉】

「大いに安し」の意で、大安日(たいあんにち、だいあんにち)の略。陰陽道で何事にも最良の大吉日。結婚式などの祝い事にとくに選ばれる。

 

十二直「閉(とづ)」

諸事閉止の意。金銭の収納、建墓などに吉。

棟上げ、結婚、開店などは凶。

 

二十八宿「胃宿(いしゅく)」「胃星(えきえぼし)」

西方に鎮座する白虎の一部を担う星(五行は金で熟す働き)。

牡羊座35番星(おひつじざ35ばんせい)を距星(角宿の西端に位置する比較的明るい星)にもつ。

婚礼、移転、開店開業、求職、就職、造作などには吉。

衣類裁断には大凶。